GW(5連休)中の生活に困ったときの相談先リスト

はじめに

現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2月に始まった学校等の一斉休校以降、緊急事態宣言とそれにともなう休業要請など、私たちの生活も一変しています。また、景気の悪化により、収入が減ったり、仕事を失ってしまった人が多くうまれています。リーマンショック以来の経済危機ともいわれるなかで、生活が苦しくなる人を支援するための生活保護制度などの公的支援の必要性も高まっています。

困ったときに私たちは公的支援を利用することができます。しかし、5月2日~5月6日までの5日間、いわゆるゴールデンウィーク(GW)の連休のため、「閉庁」といって多くの公的機関が休業に入ります。その結果、生活に困った時の公的な相談先が、この期間、事実上なくなってしまう自治体があります。

たとえば、生活保護の申請等はFAXや夜間休日窓口等でも可能です。しかし、一時的な金銭の給付や宿泊場所の公的な支援は、市役所等の夜間休日窓口等での対応となり、自治体によってどのような形でおこなわれるのか、おこなわれないのか、はっきりしていません。

 

GW中の公的機関の活動

4月27日に厚労省は、都道府県、政令市、中核市に下記の文書が発出しました。

本年の大型連休における、生活困窮者支援等に関する協力依頼について

この文書の内容としては、連休中に生活が困ってしまった人を支援するために「公的支援の窓口の臨時的な開所」「電話等による相談体制の確保」などについて、関係機関と連携し、地域の実情に応じてきちんと対応してください、というものです。

これは、あくまで、厚労省からの「依頼」なので、すべての自治体で何らかの対策が取られる、というわけではありません。しかし、この「依頼」に基づいて、生活に困った人を支援するために、積極的に取り組む自治体があるのも事実だと思います。

どこの自治体で窓口が開いているのか、などが公開されていないので、みなさまのお近くの自治体がどうなっているのか、という情報をお知らせできないことがもどかしいのですが、もし、このGW(5連休)中に生活に困ってしまった場合、まず、お近くの市役所等にご相談に行かれることをおすすめします。

もし、その自治体でGW(5連休)中の対応をしていれば、すぐさま公的支援を利用できる可能性があります。(横浜市は臨時の窓口を開設することを公表しています

また、生活に困った人を支援するための公的支援の「不在」の問題はいまだに解決されていませんが、民間での取り組みも一部の地域ですがおこなわれています。また、救急は対応しています。体調が悪い時などは我慢せず助けを呼んでください。

 

それから、厚労省の管轄のさまざまな支援制度について、厚労省がリーフレットを作っています。非常にわかりやすいので、どの制度を利用できるかわからない、情報が知りたい、という方はぜひご参照ください。

生活を支えるための支援のご案内(厚労省)

生活保護制度については僕も簡単な解説記事を書いています。こちらも、ぜひ、ご参照ください。

【新型コロナウイルス】いま知っておきたい「生活保護」(大西連) – Y!ニュース

 

民間の取り組み一覧

以下、民間の取り組みの一覧です。ここに記載しているのはあくまで一部だと思います。さまざまな支援活動が各地でおこなわれていることと思います。遠慮なくご相談していただいたり、必要な方に情報を伝えていただければと思います。(以下の相談先情報は5月1日12時時点のものです)

これらの活動のなかには、寄付やボランティアの募集をしているところもあります。個別にお問い合わせしてみてください。

■全国

【よりそいホットライン 】

24時間365日の何でも電話相談

TEL 0120-279-338

一般社団法人 社会的包摂サポートセンター

 

【DV相談+(プラス)】

配偶者やパートナー等からの暴力に悩んでいる方への、電話・メールを24時間受付、チャット相談は12:00〜22:00

TEL 0120-279-889 https://soudanplus.jp/

 

【新型コロナ労働・生活総合ホットライン】

弁護士やNPOなどが共同でおこなう電話相談

5月2日(土)、3日(日) いずれも13時~20時

埼玉の方:048-864-1622

他地域の方:0120-333-774

詳細はこちら https://saitamasogo.jp/archives/86703

 

■宮城(仙台)

【HELP!みやぎ】

5月2日〜5月6日(8:00〜21:30)電話相談受付、必要に応じて対面相談

TEL 050(5539)6789

NPO法人仙台夜まわりグループ

 

【仙台市生活自立・仕事相談センターわんすてっぷ】

5月2日(土)〜5月6日(水) 9:00〜18:00(相談受付け17:00まで) 相談対応/居所の提供/食糧支援等

TEL 022-395-8865

*感染リスク回避のため窓口・開所日を2つに分散しています

第1センター:仙台市青葉区二日町6-6シャンポール青葉2階(5月2日・5日・6日)

第2センター;仙台市青葉区二日町2-1キムラオフィスビル7階(5月3日・4日)

一般社団法人パーソナルサポートセンター 仙台市生活自立・仕事相談センターわんすてっぷ

 

■関東(東京以外)

【埼玉・特定非営利活動法人サマリア】

メールやLINE、電話による生活相談、フードバンクとの連携により宅配便による食糧支援(全国対応可能)(シェルター満室の為宿泊の提供は出来ません)

5月2日~5月6日 070-5080-3068 samaria@jewel.ocn.ne.jp

LINE    https://lin.ee/AwVCQbw

 

【千葉・NPO法人ガンバの会】

総合相談、食糧支援、シェルター利用相談

5月2日(土)~5月6日(金) 相談受付時間;8:30~10:30

NPO ガンバの会事務所 :千葉県市川市八幡3-28-23-3F TEL:047-704-9915、メール:ichikawa-gamba@abelia.ocn.ne.jp

 

■東京および関東圏での相談

【新型コロナ災害緊急アクション】

以下のページから随時相談を受けています。

新型コロナ災害により緊急に対応が必要な方・相談されたい方の受付フォーム

反貧困ネットワーク及び新型コロナ災害緊急アクションの参加団体で協力して相談対応をおこないます。

 

【つくろい東京ファンド】

以下のページから随時相談を受けています。

緊急事態宣言の影響でネットカフェ等に泊まれなくなり、お困りの方からの相談受付フォーム開設中

 

■東京

【もやい】

僕が理事長をつとめる〈もやい〉でもGW中に相談活動をおこないます。

5月2日(土)14時~15時、新宿都庁下にて新宿ごはんプラスと共同での食料品の配布と生活相談、医療相談

5月5日(火)11時~18時、もやい事務所(新宿区山吹町362番地みどりビル2F)にて相談会

詳細はこちら

 

【渋谷・のじれん】

共同炊事ほか。

5月2日(土)いずれも16時準備開始、19時配食開始 渋谷区美竹公園

上記以外の日にも活動をおこなうとのことなので、詳細はこちらを確認してください。

 

【池袋・TENOHASI】

夜回り、相談活動

5月6日(水)21時半~ 池袋駅前公園(うなぎ公園)

 

【山谷・山谷争議団】

共同炊事ほか。

5月3日(日)15時~ 城北労働福祉センター前

 

【府中近辺・府中緊急派遣村】

電話相談(随時 基本的に府中、三多摩近辺の方)

電話:0120-021-013 メール:fuchu.soudan@gmail.com

 

【立川・NPO法人さんきゅうハウス】

炊き出し、相談会

5月2日 12時~15時 立川市羽衣町3-14-13(西国立駅)

 

【東京都の社会福祉協議会での生活福祉資金貸付の受付について】

都内の生活福祉資金貸付の申請については、下記にまとまっています。

https://www.tcsw.tvac.or.jp/documents/200430_GWsyakyo.pdf

 

■大阪

【新型コロナ・住まいとくらし緊急プロジェクトosaka】

メールフォームでの相談受付、その後、必要に応じて緊急宿泊の支援等

このリンクから相談できます。

大阪市内で活動するNPO法人釜ヶ崎支援機構、NPO法人ビッグイシュー基金、NPO法人Homedoorなど18団体が連携して対応します。

 

■岡山

お弁当配布ほか

5月2日(土)10:00~、5月3日(日)17:00~、5月5日(火)11:00、5月6日(水)10:00~ 安楽亭(岡山市北区下中野70番地)

NPO法人岡山・ホームレス支援きずな TEL:086-221-2822(10:00~16:00)

 

■北九州

相談受付(随時)

福岡県北九州市小倉北区大門1-6-48 ホームレス自立支援センター北九州

NPO法人抱樸(ほうぼく) TEL:093-571-1304

 

以上、民間の相談先リスト、と呼ぶには数が少ないので大変申し訳ないのですが、お近くの相談先がある場合は、ぜひご連絡をしてみてください。

また、ここに記載されている団体・活動以外にも、さまざまな取り組みがあると思いますので、ご存じの方は積極的に広報していただけますとうれしいです。

 

 

もやいへのご支援のお願い

生活にお困りになり〈もやい〉ご相談にこられる方々。その中でも、現在お仕事をされているにも関わらず困窮される方も増え続けています。 貧困問題に立ち向かう〈もやい〉を、寄附という形で応援していただけませんか?