レポート

通算11回目となる、貧困問題を「学ぶ・伝える」レクチャーセミナーを先日群馬県前橋市の総合福祉会館にて実施しました。共催団体である認定NPO法人 かけはしから、会場の確保や広報、当日の運営まで多大なご協力をいただき、当日は県内外から30名弱の方がご参加くださいました。

今回のレクチャーセミナーの参加者は、公的機関で生活困窮者への支援を行っている方々に加え、群馬県内での貧困問題を含む社会問題に第一線で取り組んでいる団体の方々が多く参加していただきました。

「伝える」難しさ

セミナーでは、まず〈もやい〉理事長の大西から貧困問題の全体像について、各種データを交えつつお話させていただきました。例のごとく時間をオーバーしてしまいましたが、アンケートでは「視野が広がった」「もっと話を聞きたかった」などのご感想をいただきました。

生活保護と「尊厳」のかかわりについて話す大西

今回は貧困問題を「学ぶ」だけでなく「伝える」ことにフォーカスしようと考え、グループワークでは「あなたが次のような質問を受けたとき、どのように答えますか?」という課題を設定し、「貧困なんて自己責任じゃない?」「[生活保護を受けずに、あるいは受けることができずに]ギリギリで頑張っている人もいるのに支援するのは不公平じゃない?」「生活保護って不正受給が多いでしょ?」などの質問に対して、どう答えていくのかをグループで話し合っていただきました。

貧困の話をすると必ず言われる質問にどう返すか

また、共催団体のかけはしをはじめとして、社会福祉法人みどの福祉会、ぐんま市民司法書士事務所、はるな生活協同組合、フードバンク前橋、NPO法人 北関東医療相談会といった各種の活動に取り組んでいる団体からも、普段の活動についてご報告いただきました。

NPO法人 かけはしの町田さまに活動のご報告をいただきました

つながりの広まり

今回のレクチャーセミナーでは、普段から何らかの活動に取り組まれている方々が多く参加していただきました。お互いによく知っているという参加者もいらっしゃれば、今日初めて会ったという方々もいらっしゃいました。地域のさまざまな団体がつながり、今後の群馬県内での社会問題に取り組む活動がより一層広まっていく、〈もやい〉のレクチャーセミナーがその一助になれば幸いです。(担当:結城)

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