レポート

市社協との共催で実現

3月23日(木)13時~16時に広島市総合福祉センター 5階ホール(BIG FRONT ひろしま5階)(広島市南区松原町5番1号)にて、『貧困問題を「学ぶ・伝える」レクチャーセミナー@広島』を開催しました。
〈もやい〉のこの「レクチャーセミナー」は、9月の茨城県日立市、10月の愛媛県松山市、青森県青森市、12月の三重県津市、1月の沖縄県浦添市での開催に続き、第6回目。2016年度の最後の開催となりました。
広島では社会福祉法人広島市社会福祉協議会(以下、市社協)のご協力で開催しました。会場は市社協の所在地でもある広島市総合福祉センターということもあり、会場設備、準備、備品等についても協力をしていただきました。

民生委員などの参加者が多数

「レクチャーセミナー」の参加者は約90人。会場は広島駅のすぐ目の前ということもあり、広島市のみならず、広島県内全域からご参加いただきました。

〈もやい〉からは、大西が「日本の貧困」をテーマに講演をし、現地で活動をおこなっている市社協からは、広島県内での困っている人の実態や支援について、特に、広島市の生活困窮者自立支援制度の窓口を受託しているということもあり、その制度概要や支援の状況などについて報告がありました。
ワークショップでは、「レクチャーマニュアル」を活用しながら、自分の生活費を概算し、貧困ライン以下の生活になったらどこを切り詰めないといけないか、をテーマに参加者同士でグループを作り議論しました。民生委員などの参加者が多かったこともあり、地域でできる実践を考えるグループワークをおこないました。

居場所作りと相談機能の強化をしていきたい

広島市では、まだまだ地域の連携がはじまったばかり、ということでしたが、NPO等の支援団体と市社協、行政が連携しての地域作り、生活困窮者支援の仕組み作りの実践を今後おこなっていくべく拡げていきたい、とのことで、今後の展開に期待していきたいところです。

特にグループワークでは、これから自分たちが何をしていくか、というテーマにおいて、サロンなどの当事者の居場所作りをしていきたい、という声や、相談機能をもっと強化したい(さまざまな困りごとに対応できるようにしたい)などの話もでていました。
来年度以降、実現していくきっかけになればと思いますし、そういった声をどう制度化できるのか。具体的に言うと、地域の実情に合わせた仕組み(柔軟な予算や実施体制)が必要なのか、よりよい地域づくり、社会作りができるのか。大きな気づきと宿題をもらいました。

〈もやい〉の「レクチャーセミナー」はまだまだ始まったばかりですが、地域の支援団体はじめ、多くの人とつながることで、日本の貧困についてあらためて考えていくことができればと思っております。
広島のみなさま、参加されたみなさま、そして、市社協のみなさま、ありがとうございました!(大西連)

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