レポート

沖縄県内全域から参加者が

1月22日(日)13時~16時に浦添市社会福祉センター 2階 中研修室(浦添市仲間1丁目10番7号)にて、『貧困問題を「学ぶ・伝える」レクチャーセミナーin沖縄』を開催しました。

〈もやい〉のこの「レクチャーセミナー」は、9月の茨城県日立市、10月の愛媛県松山市、青森県青森市、12月の三重県津市での開催に続き、第5回目。
沖縄では公益財団法人沖縄県労働者福祉基金協会との共催でおこないました。会場は浦添市の社会福祉センターで、会場設備、準備、備品等についても協力をしていただきました。

「レクチャーセミナー」の参加者は約30人。会場は浦添市でしたが那覇市をはじめ沖縄県内全域からご参加いただきました。
共催の沖縄県労働者福祉基金協会(以下「労福協」)だけでなく、社会福祉協議会などで支援業務に携わる方や行政職員など、さまざまなバックグラウンドを持つ方が参加されました。

〈もやい〉からは、大西が「日本の貧困」をテーマに講演をし、現地で活動をおこなっている「労福協」からは、沖縄県内での困っている人の実態や支援について、そして、県職員の方からは沖縄県での支援実績についてのお話がありました。
ワークショップでは、子どもの給食費の無償化について、をテーマに参加者同士でグループを作り、議論しました。

オーダーメイドの支援を先駆する「労福協」

沖縄の「労福協」は、2012年にスタートしたパーソナルサポート事業において、地域での生活困窮者を社会的に包摂する、すなわち、経済的な支援と社会的な孤立を防ぐという観点からの、オーダーメイドの支援を構築するための政府のモデル事業を受託して、全国に先駆けて生活困窮者の支援をスタートさせています。

沖縄県は、最低賃金がもっとも低い地域であるにもかかわらず、たとえば、那覇市などは物価水準が首都圏とほとんどかわらないという状況で、貧困率も全国と比べて高くなっています。

また、公共交通機関がバス中心ということもあり、車社会での地域のあり様というのも、特徴があります。そんななかでの、生活困窮者支援の実践や、地域のなかでの彼ら・彼女らの居場所作りなどは、日本の貧困としてのその解決のための道筋を考えるにあたっても大きな参考になることが多いと思います。

地域の実情に合わせた仕組みと、普遍的な制度、その双方をどのようにつなげたら、よりよい地域づくり、社会作りができるのか。大きな気づきと宿題をもらいました。

「レクチャーセミナー」はまだまだ始まったばかり

〈もやい〉の「レクチャーセミナー」はまだまだ始まったばかりですが、地域の支援団体はじめ、多くの人とつながることで、日本の貧困についてあらためて考えていくことができればと思っております。
沖縄のみなさま、参加されたみなさま、そして、「労福協」のみなさま、ありがとうございました!(大西連)

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