レポート

9月9日(日)、和歌山県和歌山市のJAわかやま中央営農センターにて、『貧困問題を「学ぶ・伝える」レクチャーセミナー in 和歌山』を開催しました。

〈もやい〉の活動について説明する大西

和歌山県開催にあたっては、障がい者の地域生活を実現するために活動している麦の郷と、若者や子どもの暮らしや発達を地域で支える活動をしているわかやま子ども・若者貧困問題を考えるネットワーク会議が共催団体となり、広報や会場の手配など、準備から当日運営までご協力をいただきました。

当日は、約35人の方がご参加くださいました。障がい者支援や子ども支援に携わる方、大学の研究者、法律家など、さまざまな方がいらっしゃいました。

まずもやい理事長の大西が、さまざまなデータをもとに日本の貧困の現状についてレクチャーしました。

続いて、「声をあげられない人が声をあげるには何が必要か?」をテーマに、地域や自治体には、そして自分には何ができるかを考えるワークショップを行いました。

意見を書いた付箋がどんどん増えていきます

休憩の後は、わかやま子ども・若者貧困問題を考えるネットワーク会議事務局長の山本耕平氏より、和歌山での取り組みについてご報告をいただきました。子どもや若者のあいだに広がる貧困の現状や、ネットワーク会議の目指すものについて、熱のこもったお話がありました。

わかやま子ども・若者貧困問題を考えるネットワーク会議からの報告

最後に、グループごとに企画を考えるワークを行いました。地域で困っていても声を上げられずにいる人がどうしたら声をあげられるようになるか?というお題に対し、6グループがそれぞれ企画を考えて発表してくれました。

グループワークの発表の様子

わかやま子ども・若者貧困問題を考えるネットワーク会議とともに今回の共催団体である麦の郷は、当事者の自己決定と「社会的自立」を当事者主体で実現することを目指してきた団体であり、それは〈もやい〉の活動の方向性とも合致しています。

今回はこの2団体のみなさんにご協力いただき、お話を伺うなかで、2団体の活動にはそのような理念や権利意識が通底していることを感じさせられ、このような団体が和歌山にあることをとても心強く思いました。(加藤 歩)

参加者のみなさんと集合写真