2月1日、立命館大学産業社会学部准教授の丸山里美さん編集の『貧困問題の新地平:もやいの相談活動の軌跡』が旬報社から出版されました。〈もやい〉は元となったデータの提供と編集協力という形で関わっているほか、理事長・大西が1章の執筆を、生活相談・支援事業コーディネーターの結城とボランティアの大塚が共同で第5章の執筆を担当しました。

「貧困」への多様なアプローチを学べます!

本書は、2004年から2015年3月までに〈もやい〉の生活相談・支援事業を訪れた方の3267件におよぶ相談票をデータ化し、各章のテーマに沿って分析を行っています。貧困問題についてこれから勉強しようかなと考えている方はもちろん、貧困問題についての本を何冊かは読んだけれども、もっと詳しく学びたい、どんな角度からアプローチできるのか知りたい、という方にとっても読みごたえのある内容となっています。

※データとして利用するに当たり、これらには統計処理が施されているほか、事例として引用する際は匿名化した上で複数の事例を組み合わせることによって、相談者が特定されないようにしています。

3月21日に出版記念報告会を開催します

また、来たる3月21日(祝)には、文京区区民センターで、出版記念報告会を開催いたします。
執筆陣の方々に加え、貧困の研究・活動に最前線で取り組んでこられた宮本みち子さん(放送大学副学長、千葉大学名誉教授)と水島宏明さん(上智大学教授)にコメンテーターとしてお越しいただく予定です。詳細については下記記事をご覧下さい。

3/21(水)『貧困問題の新地平』出版記念報告会

2018.02.02

冬のご寄附のお願い

生活にお困りになり〈もやい〉ご相談にこられる方々。その中でも、現在お仕事をされているにも関わらず困窮される方も増え続けています。 年明け後も相談活動を続け、貧困問題に立ち向かう〈もやい〉を、寄附という形で応援していただけませんか?

ABOUTこの記事をかいた人

結城翼

1993年神奈川生まれ。東京学芸大学で社会学を学んだ後、イギリスのバーミンガム大学国際開発学部修士課程を修了。専門は都市再開発とジェントリフィケーション。大学生の時から東京都山谷地区及び渋谷区で野宿者支援運動に関わる。現在は認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやいで生活相談・支援コーディネーターとして勤務。