認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい

メニュー閉じる
閉じる

ボランティアに参加する

私たちと一緒に貧困問題の解決に
取り組みませんか?

現場での相談支援、居場所/はたらく場の企画運営、講座開催や政策提言など、
さまざまな活動にご参加いただけます。

01ボランティアについて

もやいの活動には多くのボランティアが関わっています。
年齢や性別、経験に関わらず参加できます。

ボランティア
登録人数

356

(2023年3月現在)

ボランティア活動例

  • 生活上のSOSへの対応

    生活にお困りの方からの相談を実際にうかがい、公的支援等の利用をサポートします。

  • 住まい確保のサポート

    緊急連絡先/連帯保証の契約手続き、物件の内見同行などをしています。

  • 居場所/はたらく場の運営

    カフェやコーヒー焙煎、農作業など、人と人が交流する場を一緒につくります。

02参加の方法

定期的に開催するオンラインセミナーにご参加ください。
セミナー受講後、事務所でのオリエンテーションを受けていただくと活動にご参加いただけます。

(セミナー・オリエンテーションともに参加費無料)

オンラインセミナーについて

開催場所 オンライン(オリエンテーションはもやい事務所で実施)
ツール Zoom(オンラインビデオ会議ツール)
日時 最新の開催日程記事をご確認ください
所要時間 約1時間(セミナー後、個別のご質問も受け付けております)

最新の開催日程は以下の記事をご確認ください

セミナー情報などを定期的にメルマガで配信しています。ぜひご登録ください。

登録手続き中にエラーが発生しました。もう一度お試しください。
〈もやい〉メールマガジンへの登録が完了しました。

03ボランティア参加者のご紹介

りこさん2022年夏

「そこにいる」ことに意味がある 

土曜の午後、都庁下の相談会のボランティアに行くようになったのは、2020年12月のことでした。その年の春、長年勤めた新聞社を辞めました。やりたいことはいろいろありましたが、いきなりコロナ禍に突入して、あれれ。ホスピスボランティアをしようと思って研修を受けていたのですが、病棟に入れる状態ではなくなりました。

〈もやい〉のことは知っていました。でも、知識もない私に役に立つことができるのか、難しく感じていました。元同僚が〈もやい〉のボランティアを始めて、その話を聞くうちに、私にもできるかもしれないと思うようになりました。コロナ禍で仕事を失う人が増えていることも気がかりでした。

〈もやい〉は研修が充実しているところもいいなと思いました。最初に聞いた、人に接する際の「ケースワークの原則」は大切なこと。それに、参加できる日に手を挙げればよいので、実際は敷居が低くて参加しやすいところです。今は月1回くらいしか参加できませんけれど、それで排除されることはないし、だからこそ続けられるのだと思います。やってみて思うのは、人の役に立つとか何か結果が得られるとかではなく、そこにいることに意味があるということです。お薬の要望を聞く短い時間に、目を見てお話しさせてもらう。体を動かして作業する。なぜか、私もしばらくやっていける気になります。それにしても、20年暮れに都庁下の食料配布の列は約150人でしたが、今は約500人に。ボランティアが足りないとメールが届く週もあって、あまり参加できない私は申し訳なく思います。

S. T. さん2022年秋

小さな力でも集まれば

もやいの活動、土曜日の都庁前の配食ボランティアに参加するようになって1年半が経ちました。社会に出て早十数年、2度ほどリストラにもあい、もし仕事が見つからなかったら...と不安になったことがありました。生活に困窮する方々の問題は他人事でなく、何か自分にできることはないかとずっと考えていたのです。

参加しはじめた頃は、食料配布の列に並んでいた方々はたしか200人ほど。このところは500人前後の方がお越しになっていて、厳しい状況が続いています。それぞれの方にそれぞれに異なる事情があるので、一気にすべてを解決はできないけれど、住むところ、食べるもの、着るもの、生活のベースが整っていないなかで問題に向き合うのは大変過ぎるな、相談に同席をするといつもそう思います。消耗し切ってしまっている。困った状況に陥ってしまったとしても、望めば誰もが生活の基盤を確保できるような行政を望み、その意思表明もあって活動に参加しているところもあります。

活動していると、道行く方々が「何やってるんだろ」「食料品の配布だ」と話しながら通り過ぎて行くのをよく耳にします。このように、もやいの活動を目に留めてもらうこと、そしてそこには困っている人がいると知ってもらうことも大切だなと感じます。誰だって困ることがあるかもしれない。だから、困ったときには周りの人たちが支える、小さな力でも集まればその人は立っていられるはず。こう文章に書くと綺麗事のようにも感じますが、私はそう思いながら、土曜日の午後、3時間だけではありますが都庁前に通っています。

はるかさん2022年冬

チャット相談員をやってみての感想

〈もやい〉を知ったきっかけは、湯浅誠さんの本を読んだことでした。国内でも貧困に苦しむ人が多くいるという事実に驚き、〈もやい〉のボランティア説明会に参加しました。

コロナ前は土曜日のサロンのお手伝いしていました。また、コロナ禍では火曜日の相談会に参加したり、金曜日の電話相談を担当したりしていました。昨年末に地方に移住してからは、チャット相談のボランティアを月数回、リモートで担当しています。各地から様々な事情を抱えた方からの相談がありますが、文字だけでやり取りをするので、分かりやすく簡潔に、失礼のないような文章を書くよう心がけています。なお、シフト中はZoomでスタッフとタイムリーに口頭で相談できる環境にあります。そのため、安心して相談に対応することが出来ています。

チャット相談は自宅からでもできるため、移住後も、仕事の間に無理なくボランティア活動を継続することができています。利用者としても、フリーWi-Fiにさえ繫がれば相談できるという点で、従来の対面相談や電話相談よりアクセスしやすい面もあるのではないかと思います。

〈もやい〉はチャット相談以外にも「支援検索ナビ」や「生活保護申請書作成支援システムPASS」などオンライン支援を拡充されていますが、IT技術を活用したデジタルソーシャルワーク施策は利用者・支援者どちらにもメリットが大きいと思いますので、どんどん進めていってほしいと思います。

04ボランティアに関する
よくあるご質問

  • Q相談支援の経験がなくても参加できますか?

    相談支援の経験や資格がなくても参加できます。相談支援の場では、もやいの活動に長くかかわっている人の相談の仕方を見るところからスタートします。また、定期的に研修もしています。

  • Q毎週参加することができなくてもよいですか?

    ご自分の都合の合うときに、無理のない範囲でご参加ください。また、通日での参加が難しい場合には午前のみ/午後のみのご参加もできます。

  • Q参加するのにお金はかかりますか?

    一部の活動については、交通費は団体が負担します(上限あり)。通日参加いただく場合の食事などは原則としてご自分でご用意いただいています。