広報・啓発事業~行政への提言、生活困窮者への社会的理解のために
〈もやい〉の広報・啓発事業
「貧困問題を社会的に解決する」という団体ミッションのもと、〈もやい〉の広報・啓発事業は生活相談・支援事業、入居支援事業、交流事業 という「現場」から見えてくる貧困問題の実態を、広く社会に向けて発信・提言しています。
貧困問題の実態と活動の発信
〈もやい〉では、年4回のニュースレター「おもやい通信」を発行し、ご寄附などのかたちでご支援いただいた方やイベントに参加してくださった方などにお配りしています。

また、貧困問題について知りたい、ボランティアとして活動したいとお考えの方々に向けて、月2回開催しているもやいボランティアセミナー のほか、貧困問題についてじっくり学ぶ場として毎年貧困問題講座(有料)を開催しています。

現在生活にお困りの方や社会保障制度を利用されている方に向けては、使える制度や日々の生活に役立つ情報をHPやSNS (Facebook、Twitter)等を通じて発信しています。
行政へのはたらきかけ
社会保障制度などを実際に変えていくためには、多くの人に問題を知っていただくと同時に、行政に対してはたらきかけることが重要であると私たちは考えています。
〈もやい〉では、日々の活動の中で見えてくる制度のさまざまな問題点をまとめて、厚生労働省や東京都などに対して改善のための申し入れを行っています。加えて、他団体と共同で調査を実施したり、専門家の協力を得てデータの分析を行ったりして得られた知見を発信しています。

〈もやい〉がこれまでに行ってきた申し入れ・提言についてはこちら を、調査や研究についてはこちら を、関連書籍については以下をご覧ください。
講演・取材のお申込み
〈もやい〉では講演や取材の依頼を随時受け付けております。講演等のお問合せは以下のフォームよりお願いします。
講演・取材受付フォーム
〈もやい〉関連書籍のご紹介
〈もやい〉ではこれまでに、日本の貧困問題や団体の活動を広くさまざまな方々に知っていただくために、多くの書籍を刊行したり、執筆への協力を行ってきました。
※以下は2019年6月までに、〈もやい〉やそのスタッフが執筆したり、編集にかかわった書籍の一覧です。
- 湯浅誠,2007,『貧困襲来』人文社会科学書流通センター.
- 湯浅誠,2008,『反貧困』岩波書店.
- 湯浅誠ほか,2009,『若者と貧困』明石書店.
- 稲葉剛,2009,『ハウジングプア』山吹書店
- うてつあきこ,2009,『つながりゆるりと』自然食通信社.
- 稲葉剛&冨樫匡孝,2010,『貧困のリアル』飛鳥新社.
- 稲葉剛,2013,『生活保護から考える』岩波書店.
- 稲葉剛,2013,『鵺のなく夜を正しく恐れるために』エディマン.
- 大西連,2015,『すぐそばにある貧困』ポプラ社.
- 自立生活サポートセンター・もやい,2017,『先生、貧困ってなんですか?:日本の貧困問題レクチャーブック』合同出版.
- 丸山里美編著,自立生活サポートセンター・もやい編集協力,2018,『貧困問題の新地平:〈もやい〉の相談活動の軌跡』旬報社.
- 大西連, 2019,『絶望しないための貧困学』ポプラ社.