認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい

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もやいブログ

2024.3.22

お知らせおもやいオンライン広報・啓発事業

2024年もよろしくお願いします!

 年始早々、能登半島地震が発生し、多くの方が犠牲になりました。
また、今も避難生活を余儀なくされている方がいらっしゃいます。
東日本大震災もそうでしたが、息の長い支援が必要であることは言うまでもありません。
今後も被災地の状況を注視しつつ、私たちでできることを考えていきたいと思います。

ご寄附の御礼

 2023年中は本当に多くの方にご寄附という形で活動を支えていただきました。
心より感謝申し上げます。1月に寄附金控除の領収書の発送をおこないましたが、
1通1通、スタッフ・ボランティアで印刷と封入をさせていただきました。
あらためて、みなさまのあたたかさに身が引き締まる想いです。

2024年の〈もやい〉

 社会状況や環境の変化に応じて、活動をアップグレードしていきたいと思います。

生活相談支援事業では、毎週土曜日の新宿都庁下での食料品配布と相談会の活動に来られる方が、2023年中には最大で779人(12月23日)と、増加傾向が止まりません。特にワーキングプアの人や低年金の人など、恒常的な低所得状態の人への公的な支援の重要性が浮き彫りになっています。

また、入居支援事業ではお休みしていた「住まい結び事業」の再開に向けてまさに動き出しています。2024年中には再度の宅建業免許取得と、住まい結びの相談活動をおこなえるように進めています。

交流事業では、コロナ禍でお休みしていたサロンを2023年度から月に1度の頻度で復活させたり、試行的実施として取り組んできた「もやい交流型パントリー」の定期実施に向けて取り組むなど、少しずつ拡大していきます。
今号の『おもやい通信』にGさんへの追悼記事が寄せられていますが、交流事業に深く関わってきたメンバーとの別れもありました。託されたバトンをつないでいく、という気持ちで、活動を支えていきたいと思います。

広報啓発事業では、年末に7年ぶりにホームページのリニューアルをしました。COMPASSプロジェクトを通じて新たに〈もやい〉にアクセスしてくれる方も多く、今後も改良を続けていきます。

政策の変化に対して

  2024年は生活保護法の改正、生活困窮者自立支援法の改正や、住宅セーフティネット法の改正が予定されています。 扶養義務の撤廃(緩和)や、資産要件等の緩和などが検討されることを提起してきましたが、盛り込まれない情勢です。今後の国会での議論をフォローしつつ、〈もやい〉としても何らかの提言ができるように準備していきたいと思います。

参与として

 2021年6月に内閣官房孤独・孤立対策担当室の政策参与に就任し、政府の孤独・孤立対策の政策立案に携わってきました。2023年5月には「孤独・孤立対策推進法」が成立し、地域での取り組みも少しずつ始まっています。今後も必要な支援や施策を求めて発信、提言していきます。

2024年の〈もやい〉もよろしくお願いします!

 2024年も一人でも多くの方に支援を届けるべく、また、公的支援の拡充や社会保障の充実を求めて、〈もやい〉は、精一杯、活動をおこなっていきます。
〈もやい〉の活動は寄附者の方によって支えられています。
毎回のお願いで恐縮ですが、みなさまからのご支援、ご協力をお願いいたします。(大西)

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