認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい

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もやいブログ

2016.6.23

メディア掲載

『SPA!』2016年6月28日・7月5日合併号「若者の貧困 衝撃ルポ」にコメントが掲載されました

『SPA!』2016年6月28日・7月5日合併号「若者の貧困 衝撃ルポ」に、もやい理事長・大西連のコメントが掲載されました。

「今は大卒でも2、3割が非正規として社会人生活を始めています。ということは、スタートから年収が200万円程度という人が増えている。若年層ではこういった“軽度の貧困”のような状況の人がものすごく増えていて、今ではマジョリティになりつつあります」
そう話すのは、生活困窮者支援を行う認定NPO法人「もやい」の大西連氏だ。これまで貧困に陥る若者は2つに大別されていた。一つは出身家庭がそもそも困窮しているというケースで、もう一つは社会に出た後に過重労働などで働けなくなるケースだ。しかし大西氏が懸念しているのは、その中間ともいえる層の増加だという。
「15~25歳ではおよそ半分が非正規労働者です。これは10代のアルバイト学生も含めた数字ですが、一方で『社会人になってから非正規でしか働いたことがない』という人も増えていて、周りの友人なども同じように非正規で働いているから、ある意味ではそれが“普通の働き方”になっている。けれど今はギリギリで生活できていても、結婚や出産を考えると将来的には壁が待っているし、急な病気・事故で失職するリスクも高い。真綿で首を絞められている状態です」

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