〈もやい〉では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、また、住まい探しのニーズの高まりを受けて2020年9月にシェルター事業を開始しました。

シェルター事業を開始した背景としては、コロナ禍で生活に困る人が増え、安定した住まいを確保するニーズが高まる一方で、住まいがない状態で生活保護制度等を利用した際に「施設」に一時的に滞在することを余儀なくされてしまうという問題がありました。また、住民票や携帯電話を持っていない方にとっては、アパート探し自体が困難となってしまうという課題がありました。

※ シェルター事業を開始した背景についてはこちらの記事をご覧ください。

〈もやい〉でシェルター事業を始めます!(もやい・大西連)

2020.07.24

新型コロナウイルスの感染は収束のめどが立たず、これまでに約1000件の面談、2000件を超える電話相談を行ってまいりました。残念ながら9月の時点から状況が好転しているとは言えないのが現状です。

9月に開始したシェルターは3月末で一旦終了となります。しかし、厳しい状況は依然として続いております。そのため、〈もやい〉では今後もシェルター事業を継続していきます。

〈もやい〉では、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)による新型コロナウイルス対応緊急支援助成金(休眠預金を活用した助成金)を利用して、すでに4部屋のシェルターを確保しています。
また、認定NPO法人抱樸は、「支援付き住宅」の公的な制度化を求めるにあたってのモデル事業を実施する全国の支援団体に助成を行っています。〈もやい〉でもお声をかけていただき、現在さらなるシェルターの拡張に努めております。

シェルター事業は、コロナ禍の中でさまざまな困難に直面している方々を支えるための1つの重要な方法です。しかし、私たちにとってシェルター事業は新しい試みであり、ご相談に来られた方が望む生活を送るためのお力になりたいと思い、試行錯誤をしております。引き続き、多くの方のご支援・ご協力をいただければ幸いです。

今後も〈もやい〉の活動と新たな挑戦にご注目ください。

もやいへのご支援のお願い

生活にお困りになり〈もやい〉ご相談にこられる方々。その中でも、現在お仕事をされているにも関わらず困窮される方も増え続けています。 貧困問題に立ち向かう〈もやい〉を、寄附という形で応援していただけませんか?